**  シリーズ 見ながら出来るヨガ体操 第6回 ***

体ほぐしと座法

自分の体を知ってますか(その3)

4、ひざ関節、太股の筋肉の強化  

足腰が弱くなると十分に力を発揮することが出来ません。人も動物の仲間です。動物とは動く物と書きます。元気に自分の力で移動しましょう。
1)手をひざに当てて、息をはきながらゆっくりと座っていきます。
かかとはなるべく床につけておきます。
吸いながらひざを伸ばして戻ります。
(余裕のある人は手をひざから離して、前に伸 ばして行いましょう)

2)前記と同じようにしますが、 かかとを持ち上げて床につけずに行います。
     
3)足を横に開きます。
息をはきながら、ひざを右外側に開くようにして体重を移動します。すって戻します。逆も同じよ
うに行います。
 (手はひざの上または腰に当てます)
  
4)足を開いた状態で
  息をはきながら、両ひざを
  折って直角まで腰を下ろし
  ます。すって戻ります。
 (手はひざの上または腰に当てます)
5、腰まわりの柔軟と強化

腰は体を支える要です。腰を据える、腰が強い、腹を決める、腹が太い等々腰まわりが安定すると気持ちもどっしりします。ただどっしりしすぎて、腹に一物、腹黒い等にならないように血液の流れを良くしておきましょう。
1)立って足を肩幅くらいに開きます。
手は組んで頭の後ろにあてます。息をはきながらゆっくりと体を右へねじります。 
この時におへそをへこまして下さい、ゆっくり吸って戻します。
かかとは床から離さないようにします。
逆も同じように行います。
腰回りのぜい肉をとりたい人は特に丁 寧に何回も行いましょう。
2)腰を右に出して息をはきながら体を左側に倒します。
ひじを天に向かって持ち上げるようにすると、前 屈みにならずにうまく倒 せます。
逆も同じように行います
3)手も上体もダランとして前へ倒します。
腰が弱るとひざの、伸びも悪くなってきます。
意識してひざの後ろを伸ばしましょう。
手を床につけようなどと思わないで下さい。
10〜20秒位ただダラーンと体を前へ倒して腰のあたりを伸ばしましょう。
ゆっくりと戻ります。
4)手を腰に当てて反ります。
ひざを伸ばしてお尻を締めて腰から上を反らせます。反れないときは体を上に引き上げるようにして腰のまわりを伸ばして下さい。

5)上を向いて寝ます。
右のひざを曲げ、両手を組んでひざにかけ胸の方へ引き寄せます。鼻をひざに付けていくつもりで頭を持ち上げます。
ゆっくりと頭を下ろします。
(首が痛い人は頭を上げなくても良い)
左も同じように行います。

6)前記のポーズから手を横に下ろし、右ひざを左にねじって床につけていきます。
10〜20秒そのままでいます。
ゆっくりと戻します。雑巾をしぼるように体をしぼります。
逆も同じように行います。
7)寝たままで手を組んで頭の下へ。
両ひざを立てて右へ両ひざを下ろします。10〜20秒じっとしています。ゆっくりと戻します。
次に左へ両ひざを下ろし10〜20秒じっとしてゆっくり戻します。